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2017/03/28

相談員の雑記帳(6)

ご報告が遅れましたが、無事に社会福祉士試験合格致しました。

思ったよりも得点が取れいていて、振り返ってみれば余裕で合格したようです。確かに合格率は約25%と厳しいですが、飽きずに毎日コツコツと勉強すればそれほど難しくはないと思います。ただ毎日コツコツが曲者でして、私も昨年10月からはすべての誘惑やお誘いを振り切って、平日は毎日午後9時~11時、休みの日もどこも出かけず8時間は勉強しました。これほど勉強したのは大学受験かFP資格の時くらいですが、仕事をしながらと言うのが本当に大変でした。

資格をとっても継続して勉強する事が大切ですし、仕事にも是非活かしたいと思っていますが、既に仕事では多く得られた知識は役に立っています。また相談業務の基本である聞くことの大切さ、初対面での信頼関係の構築などは今までも行なってきたことですが、更に磨きがかかってきたような感じがします。

 

ところがその試験結果を待つ間に、私的なことで様々な環境の変化が起きました。私自身も非常に悩みましたが最終的に義父母の介護の件で、4月より東海地区に引っ越すことになりました。こういう仕事をしていながら在宅での介護を選択したのは矛盾がありそうですが、逆に様々な事例の経験や無理をしないというスタンスを取れる自信があるからこそ、今回の決断に至ったと思います。

 

今まで様々な種類のご相談をお受けしています。怪我若しくは病気で入院しその後自宅に戻ることは難しいというケースもあれば、ご本人様からの一人暮らしでの心配や不安からご相談もあり、やはり一番多いのは同居で在宅介護をしていたが限界ですというケースかもしれません。それもご家族がけっこうギリギリまで介護をしていて、介護をする側の身体や精神の不調があったり、場合によってはご家族崩壊に近い例もございました。

ご高齢になっても自宅でのマイペース生活を希望されることは、自然なことですし当たり前のことです。現代は介護保険制度もありサービスも充実してきましたので、在宅でのご生活も以前比べればだいぶ便利になりました。ご家族も心配でありながらもご本人の意思を尊重し、ご自宅での生活を応援されている方が多くいらっしゃいます。しかしいづれ加齢と共にご夫婦でお一人できちんと生活していくこと、またはご家族が介護していくことが難しくなる時期がやってまいります。場合によっては認知症状が進んでしまい生活や身体に危険なことも発生するかもしれません。

 

今日の新聞発表では特別養護老人ホーム(特養)の待機者が大幅に減ったとありました。その要因はいろいろと具体例で記してありましたが、その中でも要介護3以上の方のみが原則として申し込み可能なことになったことは大きいと思います。それにしても待機者としては未だに異常な多さと思います。費用面も安く安心して生活することは可能ですし人気があるのは頷けます。ただ本当に要介護3以上の方々だけが、先ほどの時期なのでしょうか・・・

 

施設入居をご検討される例として、特養の空き待ちの待機利用の方や、将来の特養利用を視野に入れる方もいらっしゃいます。そのような利用ができることもご存じない方も多くいらっしゃいます。さすがに特養と同じようなコストで入居できるところは少ないですが、最近の個室ユニットタイプの特養であれば、少しご予算を足せばご入居可能なところもございます。

ご予算に余裕のある方は選択肢はたくさんございます。どういう生活をご希望されるか、何を重視されるかでご提案先は変わってきますが、そのご希望もいろいろお話しをしていくうちに変化していくこともあります。例としてはリハビリ施設や器具を重要視されていた方が、リハビリはご本人のやる気や生活リハビリが大切と考え方を変えた例も多くあります。また24時間看護師常駐の施設が安心と思っていた方が、看護師は日勤で問題なく同じ費用ならばその他の特徴のある施設に変えた例もありました。

 

施設入居を考えた場合、いろいろとご不安があるかと思います。不安とはわからないから生じる訳でして、知ってしまえばそういうことだったのか安堵されます。いろいろと考える前に一度ご連絡いただければと思います。私たちプロの相談員がいろいろとアドバイスができると思います。相談だけだから申し訳ないとか、見学に行っても直ぐ決めるわけではないので申し訳ないとか、そういうお気遣いは本当に必要ありません。

またご自宅で頑張って気ままにご生活されていた方、または在宅で頑張って介護されていた方々が、施設入居をご検討されるということはそれなりの決心があったかと思います。私たちもそのお気持ちを大事にしながら、皆様のご不安を少しでも軽減できるように努力いたします。

 

私は今月末をもって退社いたしますが、弊社のスタッフは皆そういう考え方を基本として仕事をしております。

今後とも宜しくお願い致します。

 

 

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