相談員の雑記帳(4)
相談員の仕事でうれしい事は、相談を受け一緒に考え悩みあちらこちら見学に行き、そして最後にご本人やご家族が気に入って頂き感謝されることです。
その時は疲れが飛びますね~
お礼のお手紙やメール等もらった時は何回も読み返してしまい、皆様の笑顔が浮かんできます!
一方辛いのは、たまにマッチする施設等がなかなか見つからない時や、ご本人やご家族の内情まで入り込んでしまい、どう応え話して良いかわからない時です・・・
ご家族、特にその対象者様の子供たち(私と同年代か、ちょっと上かな)のご相談も様々です。
でもわかるんですよね!
子供、特に男性は「自分の親はいつまでも元気だ・・・の筈だ」「たぶんなんとかなるんじゃないのかな~」
そして話しを聞きますと大抵の場合、実際のお体等の状況よりも軽め説明を受けます。私もその親御さんに直接お会いすることもありますが、あれっ、もう少し認知症が進んでいるんじゃないかなー?等と感じることもあります。
また施設入居決定の前には、施設のケアマネージャーや看護師が直接面談に行くのですが、入居には影響しないレベルでもそれはあるようです。
そんな中で一番苦労されているのは、同居若しくはお近くにいる嫁さんでしょうか?夫は無頓着だし考えてないし・・・私が介護したり動くのは当然と思われてるし・・・
なので施設探しの第一報連絡もそちらからのケースが多いです。
しかし最終的には、息子である夫とその兄弟姉妹が決めることが多いので、そういう部分でも気を使って疲れてしまうケースがありますね。
対象者様のお嬢様たちは、これはまたいろいろな立場が存在するので、その置かれている環境で大きく考えや行動に差があります。
でも私が一番気になるのは最終の結論近くで「やはり可愛そう」「まだもうお少し自分が看れるかな」「介護拒否と思われないか・・・」
中には自分を責めたり、落ち込んでしまう方もいらっしゃいます。
そういう時は言葉がかけづらいし、どう話して良いか悩みます。
別に説得と言う部分でもないですし・・・
それは個人の気持ちの問題なので、本来他人がとやかく言う事柄では無いのです。
ただ私が思うところは、一度でも親を施設で生活してもらう考えを持ったのであれば、それはある意味事実で真実。
なので、あくまで過去の事例や、以前相談あった方の前例、そして私自身の実際の経験等を話すに留めております。
そうなんです。
相談員の仕事って体も疲れるときもありますが、精神的な疲れも大きいかなと思います。
でも皆様の笑顔のために頑張りますよ!!!
(しかしここ数日はちょっと暑すぎですね)