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2012/07/14

ホームあしすと18号 ベテラン相談員のひとりごと 転載

先月末発刊の「ホームあしすと」創刊5周年記念号に掲載した 「ベテラン相談員のひとりごと」を今回も転載いたします。少し長く読みづらいかもしれませんが、ご興味のある方はお読みいただけると幸いです。
女性の方が察知しやすい、介護の手を差し伸べるタイミング
今号の巻頭特集にて、ご相談者様の性別は女性の割合が高い傾向にあると書きましたが、本欄「ベテラン相談員のひとりごと」でも、もう少しこの件について触れてみようと思います。
女性のご相談者が多い理由は、女性の社会性にも関係しているように思います。
ご相談者様の年齢は60歳代前半が最多です。この年齢になると、周囲のお友達やご親戚、ご近所のお付合い等から、介護についてお話をされる機会も多くなるようです。
女性はお仕事をしていても、ご近所とのお付き合いやお友達とのおしゃべりの中で、介護について勉強や情報交換をされる機会が多くあります。
私も含めて男性の場合、仕事がまだまだ現役世代であるうえに、周囲と介護の話をする機会は女性に比べると圧倒的に少ないように感じられます。
このような事情からも、認知症などに関する知識や、身体のうごきや健康面で介護が必要かどうかの判断は、女性の方が男性よりも的確で優れているのではないでしょうか。必然的に、親やきょうだいなど、周囲のお年寄りが介護を必要としていることへの気付きは女性の方が早くなるように思います。
以前本欄で紹介した女性のケースでは、外に嫁いだご長女様と、ご本人と一緒に二世帯住宅に住んでいるご長男様について書きました。
一緒に生活していたご長男より、遠方に住んでたまに会う関係であったご長女の方が、お母様の認知症の兆候にいち早く気付かれたようでした。
経験から申し上げて、こうした例は枚挙にいとまがありません。
核家族化が進んでいる現代、子供と離れてお住まいの親と子供たちの間でも同様の事態が見受けられます。
両親の変化をいち早く察知しているご姉妹と、まだ認識されていないご兄弟の間での、スムーズな情報交流が大切だと思います。
これは、子供にとって「親は頼る者から頼られる者へ」という意識転換をどの時点で感じることができるかという重要な問題です。
いつまでも元気でいて欲しいご両親ですが、いつか必ず老いが訪れます。
家族はこのことをしっかりと認識する必要があるでしょう。
老いて介護の手を差し伸べるタイミングを知るためにも、介護について勉強したり、情報収集したりする事は大切だと思います。     以上

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